編集者の場合
[ 2017-08-29 16:05:37 ]
ドラマなどの題材にされることもある編集者の仕事。雑誌や本を作る仕事ではありますが、書店にあれだけの本や雑誌が並んでいることからわかる通り、その内容はジャンルによって千差万別です。総じていえることは労働時間が長く、校了前などは泊まりこみなども発生するほどの激務であるということです。
扱っているジャンルによっては土日出勤なども珍しくなく、そういった面でも労働環境はあまり良いとは言えないでしょう。ライターやイラストレーターなど、取引相手が締め切りにルーズだと期日通りに原稿が上がってこないなどといったトラブルも多く、そして残業代が発生しないブラックな就業形態が蔓延しているケースが多々あるため、労働環境は良いとは言えません。ドラマなどで描写されるような「校了前でみんな死に物狂いになっている編集部」の姿は、あながちフィクションではなさそうです。
ただし、雑誌や書籍が形になって書店に並ぶことに関しては、かなりのやりがいを感じる仕事と言えるでしょう。娯楽産業は下火になっていく一方ではありますが、電子書籍やインターネットメディアの活用によって新しい表現を開拓し始めているジャンルでもあります。
長時間労働をするだけの価値を編集という仕事にお泊められる方には、転職と言える職業かもしれません。